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コクリコ坂から アニメ映画 スタジオジブリ [映画]

ロングラン・・・なのだそうなので、遅ればせながら・・・cedarさんのブロクを読んで・・・。
cedarさんのブロク:http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2011-09-14

スタジオジブリのアニメ「コクリコ坂から」を、見てきました。
劇場で一人で、映画を見たのは・・・◎回目かもしれないなぁ・・・平日の昼下がり、場内ただ一人・・・。
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チョッチわざとらしい神奈川弁で・・・すなおに自分の感想ですがぁ・・・
えぇ映画ジャン!僕らぁ生まれた頃ぁ、あんな感じだったらぁ、ふんとに(本当に)木造の校舎ぁ、あんな感じだったジャン!いろいろイイだもンでサァ・・・ 東京へ行く、国鉄の電車見たら、ふんと泣いちゃったサァ。
主人公の少年(声優:岡田准一)が、こんな風にしゃべっていたら、映画はヒットしたかしら?コレでぇ、やらなきゃ!ダメじゃ~ん!(なぁ~んてね!)

映画の中の通りが!電車が!クルマが!あの旗が!(不自然!?であっても)もの凄く良かったサァ~。
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「あら、そう!それは、良かったわね!」・・・タマ姐さん!それ違うサア!そうじゃないジャン!

縞猫「・・・・・・・・」 無視?(なのですか?)
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縞猫「・・・・・・・・」 やっぱ無関心?(それはイカンぞぉ!)

あのね!君たち!(猫たち!・・・でなくてぇ!)
戦後の過酷な機雷除去作業への従事! それと同じく、朝鮮戦争での米帝の無理な要求・・・
(承知で引き受けた日本政府)
 それでも・・・、それを・・・まさに命がけで・・・
日本のために、崇高な任務に殉じたのに、8.15以前、以後で、日本政府は理不尽な・・・峻別。
 そういうことが現在まで、正しく扱われて(今だに、判断されて)いないのです!

これは、大変な問題なんです!アニメ映画ではエンド・ロールで「・・・フィクションです。」って、してましたがぁ・・・。フィクションじゃないんです。帝国海軍の優秀な船員が、8.15以降にも!8.15以降にも!8.15以降にも!
日本のために、命をかけて仕事をして、殉職されているのです。(これは、フィクショではありません!)
補償も、靖国神社への合祀も、8.15で、線をひくのは乱暴だぁ!非道い!

・・・そうした歴史を、知った上で、戦後の!あの時代を政治家が「もはや戦後ではない!」と、宣っていた時、実際はどうだったのか・・・米帝の朝鮮戦争に使役された、日本国船員と、その遺族がどうだったのか?

・・・そういう部分が、本当は、「コクリコ坂から」の(彼氏・彼女を巡る)ドラマなのです!(完璧伏線!)

平成生まれの何人かでも、この映画から戦後の歴史を勉強してもらえたら、いいなぁ。
ちなみに旗りゅう信号 http://cs.maritime.kobe-u.ac.jp/tsf/data/flag.pdf の勉強は、難しいけど。

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