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柳井市 柳井誕生秘話(?)

柳井誕生秘話と、大きく出ましたが、その名前に因む伝説が「般若姫」です。
ところが、町並みふれあい館で、聞いた話、見た紙芝居は、超トンデモな伝説でした。

1.般若姫ママ「夢のお告げ」で炭焼きに嫁ぐ。ママには取れない痣があったので夢のお告げにすがる。
2.無知の炭焼きが持参金を池に投げる。ママが怒ると、金はそこら中にころがっている。
3.池にママと炭焼きが浸かると、痣は無くなり、真っ黒な炭焼きが美男子に…。二人は長者になる。
4.月がママの体内に入り、「般若姫」誕生!超美人に産まれる。
5.都の若者や皇子が、般若姫に求婚!般若姫は無理難題で断る。皇子は下男として奉公する。
6.下男に身を窶していた皇子が、最終回の挑戦者として、難問をクリアーし、般若姫と結婚。
7.産まれた子供が男の子なら都に、女の子なら長者の跡継ぎに…(勝手なコト)言い残し都に去る皇子。
8.産まれた女の子を残し、一人都に皇子を慕って、旅立つ般若姫…苦難の連続…。
9.ここで、疲れ果てた般若姫を助けたのは、現在「柳井」の井戸の清水!一口飲んで元気!元気!
  般若姫が感激して、中国伝来のお宝の楊枝を、井戸端に刺すと、見る見る柳の木になりました。
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でもって、この柳ですがぁ…
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五代目だそうです。どうりで小さいはずだ。えぇぇー、井戸の水で般若姫が元気になって、楊枝を刺したら、柳になった。柳の育った井戸…柳井という、お話でした。めでたし…めでって、めでたくない…その後の般若姫!

10.都へ向かう船が、嵐に遭ったとき、周囲の人の止めるのも聞かず、同乗者が助かることを祈って、般若姫は海に身を投げてしまうのでした。えぇー!そんな最期?
 なんと、都の皇子にも会えず、娘は故郷に残して亡くなってしまう。般若姫…かわいそうだなぁ。つーか、皇子はなんなのよう?下男に身を窶してまで、難題を解決してまで、結ばれた般若姫に…何故この仕打ち?そうだ!そうなんだよ!あの下膨れのヤローどもは、女性を籠絡するまでだけを楽しむ、変態ヤローどもなんだよ。
 さておき…1.~10.まで、どこかで聞いた話なのですが…。(これは突っ込むの止めておこう。)
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柳井市の地名の由来、「般若姫」の物語でした。(悲しいお話です。)
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