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鹿屋基地 永遠の0 特攻 [本]

今回、訪れることのできた鹿児島県鹿屋市ですがぁ…今年の私の読書ワーク(?)にとっては、行けたことが金字塔みたいなものでして、本当に良かったです。…と申しますのも…

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「永遠の0 (ゼロ)」 (百田 尚樹 著)

今年の文庫大賞で…すね。フィクションですが、太平洋戦争が分かり易く描かれていています。大賞の総合1位と、泣ける大賞の方も1位で…したよね!一晩一気に読んで、明け方に…泣いていました。もう、すでに様々に取り上げられた作品なので、この本に関してはこれ以上は蛇足になりますね。
そして、次はノンフィクションです。

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「特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ」(M.T.ケネディ著)

安則盛三中尉と小川清少尉、二人の特攻隊員と、米空母バンカーヒル乗員の伝記。
http://www.youtube.com/watch?v=kBN-cEkuPBE ←この本紹介YouTubeいいかもしれません!
戦闘機や空母の戦闘を、この目で見ることは出来ないのですが、その場に立っているような錯覚に陥りました。とても凄惨です。目を背けたい…、逃げ出したい。(実際に逃げたり、悪逆な行為も取材されています。)それでも逃げずに戦った人たちが居たことを、この本は伝えています。
自分が戦争当時に、同じように生きられたか?特攻から逃げない、火災の艦艇の持ち場から逃げない、任務を全うすることができるのだろうか?自分はそれだけの信念を持っているのだろうか?いろいろ考えます。
私、あまり信念をもった生き方しておりませんが、それでも困難に立ち向かう勇気を…勇気づけられる本でした。
平和に感謝します。戦争を忘れません。いざという時に立ち向かう勇気を持ちます。

こんな経緯でもって、「鹿屋基地」菊水6号作戦進発の地を、訪れることができたのは幸いでした。海上自衛隊 鹿屋航空基地 資料館には、特攻作戦コーナーがあって、隊員の遺品や遺影、遺書が展示されています。展示室には撮影禁止との表示を見かけませんでしたが控えました。
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その代わりに資料館前に展示された「二式大艇」です。ムヒョ興奮!鼻血トロンチョ!大きい!(大艇だから…)説明文にもありましたが、日本の技術は凄いんだなぁ!他にも、海上自衛隊の名機がたくさん展示されています。露天なので飛行機がかわいそうな気がするのは…私だけ?…でも、鹿屋航空基地 資料館 よかったですよ!行ってみてください。
http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/index.html
今、私が住んでいる岩国市には、米軍岩国基地があって、海上自衛隊の飛行艇US-2が飛んでいます。来年5月の基地開放には、US-2を是非撮影したいです。
岩国に住んでいて、いつも飛んでいるのは米軍のF/A-18しか印象にないのですがぁ…
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宇宙船 アポロ ラジェンドラ [本]


「図解 宇宙船 F-Files No. 8」という本がありまして、
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/978-4-7753-0517-1.html
これが、本物のロケットの歴史から始まって、有人宇宙船ヴォストーク、そして
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アポロ、スペースシャトル、ミール、神船…と読み進めていくと…
ミレニアム・ファルコン、NCC-1701USSエンタープライズ、サンダーバード3号…あれれ?
アルカディア号、SDF-1マクロス、スカイラーク号、コメット号、でもって「ラジェンドラ」
人工知能を持った宇宙船を扱ったSFは、数々の名作があって、どれも好きなのですが…
神林長平著「敵は海賊」シリーズに登場する「ラジェンドラ」が大好きです。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/20893.html
どこが好きかというと、コンピュータらしいところと、コンピュータらしくないところ…。ネタばれの無いように止めておきます。
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アプロ(アポロではありません)という猫?も大好きです。
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少年少女古典文学館 [本]


晴耕雨読(SEIKOクォーツみたいに、うどぉーく)田畑もありませんが…
「少年少女古典文学館」が素晴らしいです。オジサンが少年になっています。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2827646
「少年少女古典文学館」教科書や参考書みたいに解説があって、それでいて読み物として面白い。古典の教科書や参考書はこんなには面白くなかった。
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作家、編集者の皆様が少年少女向けに、とても心を配っていること=愛情に感動します。
挿絵も綺麗で、「少年少女古典文学館・挿絵画集」でも出たらたまりません。
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シリーズのなかに栗本薫の「南総里見八犬伝」もありますが、栗本薫で育ったような私は(グイン・サーガ開始が中学生)改めて新作を読むことの出来ない喪失感と、文章が世に残る仕事の素晴らしさ、ありがたさを実感した次第です。(まだ私は読んでいない、栗本薫のBLっぽい作品にも、出会う機会が残されている。)
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