中勘助 文学記念館 (静岡市) [本]
小説家の「中勘助文学記念館」です。私にとっては、母校の校歌を作詞した方として出会いました。
そして、その直後に小説「銀の匙」を読みました。(国語の先生の紹介ですね。)
だれでも少年時代に、こんな感情(心の動き)があった…なぁ、という共感で胸がいっぱいになるような作品です。涙や柑橘系の味!しょっぱすっぱぃ!…うるうる!(大人になって読み返しても感動!)
ところが…哲学少女漫画家「川原泉」のエッセイ「事象の地平」 から読んだのは…
率直に言って、エロいです。…愛欲に溺れ…こういう結末…凄い(好きなのかな?)です。
(川原泉さんが幻想文学=超耽美との紹介をしていたのは「提婆達多」のような記憶曖昧)
「犬」の中勘助が、「銀の匙」の中勘助で、母校の校歌作詞家という状況に、クラクラしました。
私の故郷、静岡市葵区新間、藁科川、良いところです。
「中勘助記念館」の奥に、我が家の檀家寺、「見性寺」さんがあって、法事で帰省したわけです。
お寺の秋田犬!人なつこいけど、大きいです!↑アレはムツゴロウさん状態のhanamuraです。
「よ~し!よしよし!ワサ夫ぉ!(勝手に命名)ワサ夫ぉ!元気だなぁ。かわいいなぁ。」
黒服(礼服)に、毛と涎が着くのを恐れて、腰が引けていますがぁ…。
中勘助文学記念館http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunkazai/bunkazai_hogo_nakakan_index.htm
「見性寺」も今川、武田、徳川…それぞれの文書が残る静岡の古刹です。お庭も良いですよ!